イチくんと一緒に帰れたので、
わたしの地元でお好み焼きを食べる

全部わたしが焼いたもんね!!
焼くとこまで完璧だったのに、
ソースをまちがえてすっぱいお好み焼きになってしまった
イチくんがんばって食べてくれた ごめんね


「ショックな話していい?」てゆわれたので
なになにーいいよー
「実はね、会社辞めるんだ」


びっくりしすぎてなにも喋れなくなった
転職先どこなのとか、おうちどうするのとか、
いつから決めてたのとか、いろいろ訊いて、
でもまだ理解できなくてイチくんの顔が見れなくて
お好み焼きもなにもかもどうでもよくなった


まあけっきょく嘘だったわけで
とんでもない嘘をつかれたので 腹が立ちすぎて泣くかとおもった
そのあとも ほんととうそを まぜこぜにして喋ってくるので、
なんかよくわかんなくなっちゃって、
わたしたち お好み焼きともんじゃ焼き2個ずつ頼んでたのに、
結局 1個ずつしか食べれなくて、ほんとはらたつ。。


最近怖い想像が止まらなくて
ひとりでおうちまで歩けないってゆったの覚えててくれて、
おうちの近くまで送ってもらって、ちょっとだけ抱きしめられて、ばいばい
その間じゅう、今のわたしたちって一体なんなんだろうって考えてた
一体なんなんだろう


会社辞めること、ショックだった
もう会社帰りに会ったりすることもなくて
おうちまで遊びに行くこともなくて
ご飯に行くこともなくて 話すこともなくて
全部いやだっておもったけど、
それってただ 独占欲なだけ?
うーん